手形アートのやり方 道具編①絵の具について〜つづき
こんにちは。
赤ちゃんの「今」を残す手形アートpetapeta-art®︎やまざき さちえです。
手形アートのやり方・道具編。絵の具について。
今日は前回のつづきです。
前回の記事はこちら → ★★
「では、どうしても手形を取りたい時、自己責任でどれか絵の具を購入するとしたら、どういうものが一番肌への負担は少ないですか?」
そこで得られた返答は
「そのような場合でしたら…。絵の具を使った後にすぐに水で洗い流せる水彩絵の具が良いと思います」
「ですが、肌に負担がありますので、使い終わったらすぐに洗い流してください。」
とのことでした。
油彩絵の具はもちろん、アクリル絵の具も乾くと水に溶けなくなってしまうので、皮膚への使用はやめた方が良いそうです。
当然ですが、絵の具の種類に関わらず口に入れてはいけません。
実はなんとなく使うとしたら水彩絵の具かな、とは思っていたので…
(みなさんもそうかもしれませんが)
やっぱり~。
という返答でした。
ですが、ぼんやりとそう思っていただけなので、ちゃんとした形で聞けて良かったです。
水彩絵の具ならおうちにある方も多いと思いますし、どこにでも売っているので手に入れやすいですよね。
値段も安価です。
もちろんこれは個人の責任において使うなら、という前提でのお話。
なので、後の判断はみなさんに委ねることになります。
こちらは補足ですが
「ちなみに、一般的な水彩絵の具を使って紙に手形をとった場合、紙の方への耐性はどうですか?」
とも質問してみました。
すると。
「水彩絵の具は、基本的に水に溶けやすい絵の具です。それは紙の上でも変わりません。ですので、長期保管には向かないかもしれません」
とのことでした。
もちろん、数ヶ月で手形が色あせたりすることはないと思います。
説明してくださった方がどれくらいの年月のことを指して、長期保管には向かないとおっしゃられたのかは分かりません。
水彩絵の具でも水に濡れたりしなければ、数年くらいは持ちそうな気がします。
ですが、おうちで何かの記念で手形アートを行い、作品の長期保管を考えられている場合は、やはりフレームなどに入れてあげた方が良いかと思います。
せっかく記念の作品をつくるのなら、やっぱりできるだけ長く綺麗な形で残してあげたいですよね。
おうちで一度でも手形アートをやってみられたことがある方は分かるかと思いますが、手形アートって楽しいけれど、意外と手間がかかります 笑。
おこさんが赤ちゃんのうちは、特に。
おうちでも手形アートをされたことがある方が、教室にいらっしゃると
「(教室なら)こんなにすぐできるんですね!」
と驚いていただくこともしばしば。
ですので、おうちでせっかく作品をつくった場合は、ぜひ何らかのカバーをかけてあげてください。
ちなみに、今はボディペイント用の絵の具なども販売されているので、そちらは通常の絵の具より、肌には安全だと思います。
ただ、それはボディペイント用です。
一時的に肌に色をのせることを目的にした絵の具ですので、紙などに手形をとった後の耐性については疑問が残ります。
また、海外の製品でしたら、最近では指や手で使うための絵の具も販売されています。
日本の製品とは基準が違うので、前回記事に書いたような薬事法にもとづいた製品ではないかもしれません。
ですか、幼児さんが使うことを念頭に置いた安全性に配慮された絵の具だそうです。
まだ取り扱いをしているお店が少なく、値段も少し上がってしまうのが難点ですが、紙用・布用の絵の具などもあるようです。
興味のある方や、何度もおうちで手形アートを楽しみたい、という方は、このような絵の具を探されてもよいかもしれません。
【結論】
手形アートに絵の具を使うとしたら、簡単に手に入りやすく、一番気軽に使えるのは、水彩絵の具。
(ただし、自己責任において)
長期保管したいなら、できるだけつくった作品に何らかのカバーをかけてあげる。
以上です。
私なりに分かる範囲で記載させていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
(この記事は2016年4月13日のアメブロの記事を移行したものです)