コンテンツにスキップ

生きる

赤ちゃんの「今」を残す手形アートpetapeta-art®︎やまざきさちえです。

 
 
7月8月のさまざまな出来事の中で「生きる」ということについて考える時間が増えました。
 
 
って突然テーマが重い?
 
私哲学などの造詣が深いわけでも何でもありませんが、
自分はどうして生きているのだろう
とか折に触れて考えちゃうタイプです(ちょっと変わり者?笑)
 
どうして生きているのだろう
という問いはまだ宙をさまよったままなんですが
(そもそも未来永劫、答えなんて出ないのかもしれない)
その中で、その問いはひとまず置いておくにせよ、
この時代の今の状況をどう生きていったらいいのだろう
ということも考えるようになりました。
 
 
 
いろいろな人の話を聞いたり、さまざまな本を読んでいると、大きく二分して
 
・近い将来(例えば1年後)に死んでも後悔しないように、今を精いっぱい生きる、やりたいことを存分にやる
 
という生き方と
 
・これからはますます寿命が延びて、長い人生が待ち受けているんだから、未来を想定し、その時の自分を見据えた生き方をする
 
という生き方が見受けられます。
 
 
 
対極のような意見ですが、どちらも意見ももっともで、それぞれに説得力があります。
 
そのような二つの相反する価値観に触れながら、私はどう生きたらいいのだろう、なんて考えていました。
 
 
 
確率的に言うと、人間は長生きする可能性の方が高いのでしょうが、一方で、誰でも1カ月後・1年後に不慮の事故や病気で死んでしまう可能性もあります。
 
自分が、もしくは周囲の人が後どれだけ生きるか、なんて全く分からないわけです。
 
その時に、長期的なことを考えるあまりに今がないがしろになってしまうのもよくないし、逆に今を生きることにこだわって、長期的なスパンで見た時、人生のマイナスになるようなこともしたくありません。
 
 
 
例えば私は自分の知らないことを知るということに、大きな喜びを感じるタイプなので、いつか世界一周旅行をして、いろいろな文化や人に触れ、より多くの価値観に触れてみたい、もっともっと大きな世界に飛び込んでみたい、と思っています。
 
一方で大切な家族や友人もいて、今の日常にも幸せを感じています。
 
その時に自分の人生が
 
あと1か月、と言われたら、その時は世界旅行ではなく、今の日常生活を全うすることを選ぶだろうし
 
あと1年、と言われたら、その3か月くらいは家族に拝み倒してでも世界旅行に行って、残りの日々を今の場所で過ごすかもしれません。
 
あと30年以上、と言われたら、こどもたちが巣立つのをしっかり見届けて、でも体の自由がきく50代くらいで世界旅行へ行く算段をつけるかもしれません。
 
 
 
そんな感じで、あとどれくらいかの想定時期を変えるだけで、やりたいこともやりたい時期も変わってくるのです。
 
なので、私としては平均寿命を鑑みて基本的にはそこそこ長生きするだろう、という想定の下ぼんやり今後の人生を考えつつ、一方で残り少ない人生になる可能性も踏まえながら、今しかできないことがあるのなら、それはしっかりやり切ろう、と考えています。
 
中途半端と言えば中途半端なんですが、でも人生って右か左かどちらかに決められない時もあるし、そんな時は新しく真ん中に道を作ればいいのではないかと思うのです。
 
 
 
生きる、ということに関しては、誰もが違う環境のもとに生まれ、違う価値観のもと、違う人生を歩むのだから、その時代や地域によってこれがスタンダード、的な見本はあっても、スタンダード通りに生きなくてはいけない、ということはないし、そのスタンダードすら今の世界では刻々と変化しているのだと思います。
 
そう考えると生き方に正解なんてあるわけなくて。
 
仮に正解があるとすれば、それは自分が自分に、それが正解だよ、って言ってあげた時にそれが正解になるんだと思います。
 
ただ今生きている、生かされている、ということについては、もっと自覚的になってもいい、というかむしろ自覚的になるべきなんだと思います。
 
 
 
その上で、私は私でしかなくて、でも私にしか生きられない人生があるのだから、自分が持ち合わせたものを大切に、自分らしく生きていく。
 
私は好奇心旺盛な一方、ごろごろするのも好きなので、やりたいこともやるし、そういうゆる~っとした時間も大切に生きていけたらいいなと思っています 笑。
 
 
 
今日もとりとめのない話におつきあいいただき、ありがとうございました。
 
 
 
「手形アートコンテスト」も募集中です。 
 
よろしくお願いいたします。
 
 
 
{2D9CD523-21A1-433E-B868-A9B07D7B4328} {996D86EB-E449-4891-9E37-B615ACF6CD24} {7C5220C2-C6DF-4928-9E51-FE3900C08A40}

著書「親子で楽しむ手形アート」
全国書店にて好評発売中

( 台湾韓国で翻訳版発売中・香港で刊行予定)