2019年ありがとうございました
赤ちゃんの「今」を残す手形アートpetapeta-art やまざきさちえです。
本日でpetapeta-artは年内仕事納めとなります。
と言っても、私は細々とした事務仕事が残っていて、すっきり休み、とはいかないんですが…
でも、どこかのタイミングでえいっと休みに入ってしまおうと思います 笑。
今年を振り返ってみると、
・シヤチハタさんと共同開発させていただいた手形アート専用スタンプやキット
・自社製品として出産祝い向け手形アートキット発売
・1冊目著書の第4版刊行&2冊目著書の刊行
と物販関連での動きの多い一年でした。
講師数も1200名を超え、全国各地で講師のみなさんが多岐にわたる活躍をされ、より多くの方に手形アートを楽しんでいただくことができました。
おそらく日本全体で考えれば、一年365日の毎日くらいの勢いで、全国の津々浦々、どこかでは必ず手形アートの教室やイベントが開催されていたのではないでしょうか。
テレビや新聞や雑誌など数多くの媒体でpetapeta-art を取り上げていただく機会に恵まれ、petapeta-art®︎本体よりも、講師さん自身が取材を受けたトータル数の方が断然多いのではないかと思います。
私個人としても創業関係の講師を努めたり、様々な場所で表に出る機会をいただきました。
そのように光の当たる部分だけを捉えると充実した1年のように感じられます。
ただ、一方で表には出ない苦労もたっぷり(笑)の1年でした。
他にも、構想を練っていたもののやり残してしまった事柄が多かったりと、自分の実力不足に気付かされる部分も多く、未熟さを痛感する日々でもありました。
慌ただしくしているうちに、何だか成し遂げ損ねたことが多いままに1年が過ぎてしまったな、というのが正直な感想です。
実は毎年私は同じようなことを感じていて。
だからこそ「来年やりたいこと」みたいなものを、いつも年末に考えてみるんですが、結局「絶対これを成し遂げてやる!」といった明確な目標(とか良い意味での野望)もあまり持てないタイプです…
起業仲間には、しっかりとした強い意志と目標を持った人が多く、そんな様子を目の当たりにする度に、とても眩しく素敵だと感じる反面、自分がダメ人間のような気がして、私ってつくづく起業向きではないよな、と感じたりもします。
その一方で、私の中に揺るぎないものもあって。
自分が提供しているコンテンツ(petapeta-art)や文章や直接の言葉、そういうツールを通して、
「人にプラスのエネルギーを手渡し、ささやかな幸せのかけらを提供したい」
というビジョンは、私の中に燦然と、確固たるものとしてそこに存在し続けていて、今も昔も変わることがありません。
これまでもずっとその想いだけでやってきましたし、それがpetapeta-artの
「楽しい事ばかりではない育児にちいさな彩りを」
というコンセプトの核となるものでもあります。
そして、私が伝え続けていることは、実は手形アート云々というよりも、
「周囲の人にささやかな幸せのかけらを提供したい」
という核となる一点のみであり、その想いを共有し、一緒に広げてくれる人がうちの講師さんたちなんだと思っています。
逆に言えば、その想いさえ共有していてくれるのであれば、後は個々の自由に思うままに活動してください、というのがpetaoeta-artのスタンスでもあります。
petapeta-artはコンテンツ自体も、そのビジネスモデルも、代表としての私も、王道ど真ん中を行くようなタイプではありません。
むしろ、人が行かない方を向いていくタイプ(はっきり言うと変わり者 笑)です。
ですが、だからこその価値を提供できるような、
スタンダードからはこぼれ落ちてしまうものをそっと掬い上げることのできる、
そこに佇む人に小さな彩りを手渡すことができる、
そんな存在でありたいと願っています。
そして、そのような価値を提供し続けることさえできれば、時流の変化により多少形を変えることがあったとしても、petapeta-art は長きに渡って多くの人に愛し続けてもらえるはずだと信じています。
明確な目標とか強い意志といった、生来起業家が求められるであろう資質には縁遠い私ですが。
その想いだけは忘れずに、どうすればその想いを形にしていけるのかを常に模索しながら、来年もコツコツ歩んでいきたいと思います。
(あ、でもちゃんと現状把握をしながら地道に進むタイプです。文章だけ見ると夢見る夢子さんだと思われがちなので、念のため 笑。)
ざっくりまとめると、来年も私は私らしく行く!
講師のみんなも自分らしさを忘れずに、それぞれが自分の幸せを得られる形でpetapeta-artを活用してね!
ということです^^
自己評価が低いのか、ついついできなかった部分に目がいってしまいがちな私ですが、冷静に振り返ると、楽しく貴重な経験もたくさんさせていただいた1年でした。
一方でそれに慢心し奢ることなく、来年も等身大の私で、自分らしさを忘れずに楽しんでいきたいです。
この敬遠されそうな長文スタイルのブログも続けます 笑。
一年間、どうもありがとうございました。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。