お金の使い方
赤ちゃんの「今」を残す手形アート petapeta-art®︎やまざき さちえです。
突然ですが私はわりと苦労して育ったせいか
(あ、不幸自慢ではありません)
ばーんとお金を使うことがあまり得意ではなく。
自分にたくさんお金を使う場面となると
(たとえば県外の出張でグリーン車を使うとか)
このお金があれば家族で〇〇できるな
なんて考えてしまって
なかなか実行できないタイプです。
けちなのかもしれません 笑。
ただ、そんな風に考える自分が嫌いなわけではないし
かと言ってその何かをするために
ばんばん稼ぎたいと
仕事への情熱を燃やせるタイプでもなく。
今はこんな感じでもいいんじゃないかな
と思うのです。
お金はないよりあった方がいいし
仕事や家計全体のことを考えるとき
私はわりと数字を追いかける方で。
仕事なら原価や利益率、年間トータルでの
お金の動きを見ますし(当たり前かもしれませんが)
家計なら日々の細かな数字はそんなに追いませんが
年間貯蓄の推移や固定費の削減などは
わりと意識しているつもりです。
やはりある程度数字を見る必要はあると思います。
ただ、だからと言って
ものすごく収入をあげていきたい、
とか
ものすごく支出を抑えていきたい、
という風には思わなくて。
その時期時期に合わせた
お金の使い方ができていれば
いいんじゃないかなと考えています。
仕事で言えば
自分で仕事を立ち上げるのであれば
初期は投資がかさんでなかなか利益は上がらない
という時期もあるはずなので
その時に利益ばかりを追い求めても仕方ないし
逆にある程度軌道に乗ってきたら
これまでの経費の使い方を見直して
利益率向上に努めることが
必要な場合もあるかもしれません
また新しい分野に手を広げる際は
思い切った資金の投入を
しなければならないかもしれません。
人によって置かれている状況は異なるのに
ただただ毎月いくらいくら、みたいに
数字を追うのは違うような気がするのです。
また、お金だけのために
仕事をしているわけではないと思うので
(起業の道を選んだ人は特に)
あまり数字にとらわれすぎるのも
良くないと思います。
家計に関しても同じで。
独身の時期には
思いっきり自分の好きなことに
お金を使う時期があってもいいと思うし
夫婦だけの共働きの時期には
のびのびと二人で生活する楽しみを
享受することにお金を使うのも素敵だと思います。
ただ、こどもが生まれてまだ小さい時期だったり
受験前後だったりする時期には
どうしてもこどもへのお金がかかり、
それが一定の負荷となりやすいわけで。
そんな時期はやはりそれに合わせた
お金の使い方をする必要があるように感じます。
それはもしかしたら自分の何かを
我慢することかもしれません。
ですが家族での思い出づくりだったり
こどもにさまざまな体験を
させてあげることだったり
その時期にしかかけてあげることの
できないお金もあるわけで。
それはやはり
大切にすべきものではないかと思うし
そこにお金を使うことが
親としての喜びだったりするのでは
ないかとも思います。
逆にこどもたちが育ちあがれば
今度はまた自分にゆっくりお金を使う
余裕も出てくるはずで。
その時にやりたいことを思いっきりする
というのも一つのやり方ではないかな
と思うわけです。
だからと言って
こどもが小さいうちは自分のことをないがしろにしろ
という意味ではありません。
時には自分を優先することがあってもいいし、
それも必要なことだとは思います。
ですが、
人生トータルで眺めて見た時
自分ではなく
他のものを優先する時期があっても
いいのではないでしょうか。
そういう時期が
もしも少し大変だと感じたとしても
後々、人生全体を振り返った時
自分ではない何かに
たくさんのエネルギーを注いでいた自分は
きっと誇らしいものであるはずで。
自分自身を大きく成長させてくれるものに
なるのではないかと思います。
お金についての話をしてきたんですが
実はこれは時間についても
同じことが言えると思っています。
お金に関しても
時間に関しても
その時々に適した使い方があって。
時間に関して言えば
たとえば、ちいさなこどもがいると
思うように動けない、
ということを耳にしますし
実際に私もその一人なわけで
そのことをもどかしく思うことが
ないわけではありません。
わが家は旦那さんは協力的です。
そこには感謝をしていますが
地理的に祖父母は頼れません。
時にはかなり切羽詰まった状態になります。
ただ世の中全体で見ると
もっと協力体制のしっかりした家もあれば
逆にほぼワンオペという家もあるはずで
そこを比較しても何も始まりません。
それぞれが
今の現状に即した動きをして
その中でできるだけ良いパフォーマンスを
あげていくしかないのです。
ただ、10年・20年後に振り返った時
もしそのわが子が小さな時期に
自分のことだけを優先にしていたら
将来、私はきっと後悔すると思うし
だからと言って
こどもばかりを優先にしていたら
それはそれで後悔するような気がします。
人によって
置かれた立場も
どのようなバランスを取りたいかも違うので
最終的にはそれぞれが
そのバランスを模索しながら
やっていくしかないのかな
と思っています。
正解があるわけではないし
そもそも正解ばかりの人生なんて
ありえないわけで。
ずーっとずーっと模索が
続くんだと思います。
強いて言うのなら
自分の選んだ選択が
正解かどうかを決めるのは自分。
それならば、最終的に
自分自身の人生全体を振り返った時に
あの時はあの使い方をしていてよかったな
そう思えるお金や時間の使い方をしていけたらと
思っています。
今日は普段に増して
かなり長くなってしまいました。
読んでいただいてありがとうございました。