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より相手に分かりやすく説得力を持って伝えるために

赤ちゃんの「今」を残す手形アート
petapeta-art®やまざきさちえです。

 

私がブログを書くときに
注意していることがいくつかありまして。

それを何回かに分けて書いていきたいと思います。

 

今回は、自分の想いや考えを発信するとき
より分かりやすく
なおかつ相手の心にすとんと落ちるように
伝えるために気を付けていることです。

 

それは
できるだけ自分の体験などを踏まえた
想像のしやすい具体例をあげる
ということです。

当たり前、と言えば当たり前なんですが
いろいろな人に話を聞いて回ったり
多くの文章を読んでみると
話し上手だったり文章が上手な人には
やはり例え上手な人が多いように思います。

 

今は本屋さんへ行けば
たくさんの本が売っていて
多くの先人や著名人の価値観を
簡単に知ることができますし
SNSも流行しているので有名人から一般人まで
いろいろな人の考えをうかがうこともできます。

 

そんな中、似たようなことが記載されているのに
その内容を読んで
すごいなと納得し、尊敬する人もいれば
逆に何だか聞いたことのある話だなと
ありきたりに感じることもあって。

それってどうしてだろうと考えていました。

 

 

そもそも人間は赤ちゃんの状態で生まれてきて
様々な知識などは
後天的な学習によって習得します。

 

なので、どの人の考えや発言も
全くの無から生み出される
ということはありません。

 

文章は多くの場合、
自分で新たな造語でも生み出さない限り
既にこの世に存在する言葉から
成り立っています。

 

自分で導き出したと思っている
考え方やセオリーも、
多くの場合、
別の誰かがすでに同様の発想にいたっていて
どこかで発信している場合も多いのが現状です。

 

ただ、さまざまなことを考える、
その個々人に目を向けた時
全く同じ人生を歩んできた人は一人もいません。

 

それぞれがそれぞれに、様々な経験を積んでいて
その経験の掛け合わせによって
他の誰とも違う
その人オリジナルの「ものの見方」
言い換えればフィルターのようなものを
持っているはずなのです。

 

その経験を踏まえた考えやセオリーには
説得力が生まれます。

 

それが良いものであれ、悪いものであれ
中身が濃くて深い、
豊潤なフィルターを持った人であればあるほど
その言葉は相手に大きな影響を与えます。

 

そして、発信者が濃いフィルターを持っている
ということを読み手が知っている方が
その言葉には重みが増します。

 

たとえば
世界的に活躍するスポーツ選手が
どのようにすればスポーツ選手として大成できるのか
を語れば説得力がありますが
運動音痴でスポーツなんてほぼしない人が
(私です 笑)
もし全く同じことを語っても
誰も見向きもしないでしょう。

 

ただ、そのスポーツ選手にしても
その選手のことを知っている人が
話を聞けばより感嘆するでしょうが
その人を有名なスポーツ選手だと知らない人が
同じ話を聞いてもあまり感嘆しないのでは
ないでしょうか。

 

そう考えると
自分の考えを発信するときに
自分が経験してきた具体例を分かりやすく
語ることの重要性が分かってきます。

 

経験を具体例として出すことで
 
①自分が何者であるのか
 という情報をある程度示すことになり
②どのような経験や理由から
 その発想に至ったのかという根拠につながる

のです。

 

このことで、より分かりやすく説得力を伴った
発信ができるのだと思います。

 

ちなみに、自分の考えを話すことで

・相手の共感を得たい場合には
 相手にも類似の経験があると想定される
 具体例を出す

・逆に相手に新たな視点を付与したい場合には
 相手が経験したことがないであろう
 具体例を出す

とより効果的なのではないかと思います。

この時、その具体例は
できるだけシンプルで簡単な言葉で語ると
相手がよりその具体例を想像しやすく、
話の主旨も伝わりやすくなるように思います。

 

自分の想いや考えを発信するときには
できるだけ自分の体験を踏まえた
想像のしやすい具体例をあげる

 

単純ではありますが
それが私が気を付けていることです。

何かの参考になれば幸いです。