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人にはいろいろ面がある

赤ちゃんの「今」を残す手形アート

petapeta-art®︎やまざき さちえです。

 
 
 
人にはいろいろな面がある。
いいところ、悪いところも
どちらか判断しかねるところも。
 
すごく当たり前のことのようで
分かっているつもりなのに
人間はすぐにそのことを忘れがちな
生き物ではないのかなと思います。
 
 
人と人って、出会ったばかりの頃は
お互いに良い面を見せようとするので
長所を見つけやすく
その仲は深まるばかり。
 
友好的に発展する場合が多いのです。
 
ですが、親しくなるにつれて
もしくは親しくなりすぎてしまうと
相手の短所が見えてきて。
 
最初の頃に感じていた長所は
どこへやら。
 
そんな部分はすっかり忘れて
その短所ばかりに目がいきがちになります。
 
 
 
これはどんな世界にでも
似通ったことが起こりがちで。
 
恋愛においては
相手に出会ったばかりの頃は
盲目的に恋をして
好きで好きで仕方ないのに
だんだん欠点が目について
そのうち相手が嫌になる、とか。
 
政治においても
重要ポストについた政治家が
最初はマスコミにもてはやされるのに
ちょっとした出来事をきっかけに
突然避難の嵐にさらされる、とか。
 
これはどんな関係性においても
あるあるなのではないかと
思います。
 
 
この理屈が分からないわけではないし
私が、何か・誰かに対して
そのように感じてしまうことも
もちろんあります。
 
ですが、その一方でその視点だけに
囚われてしまうのはもったいないな
とも思います。
 
 
 
冒頭にも書いたように
そもそも人間って
長所も短所もあるわけで。
 
いいところばかりの人もいなければ
悪いところばかりの人もいない。
 
これは私だってそうだし
どんな物事もそう。
 
分かっているはずなのに
でも、つい忘れがちで。
 
 
 
人は何に対しても
良いものは受け入れ認めるけれど
悪いものは排除したくなる。
 
ですが
そもそもが良いところと悪いところは
セットなわけで
どちらか片方のみが存在するということは
そうそうありえないのです。
 
ただ、その時期や環境によって
良い面が際立って見える場合もあれば
悪い面が目につく時もある
というタイミングの問題なのだと思います。
 
 
 
そうならば、
良い面が見えている時は
それに越したことはないので
わざわざ悪い面を探す必要はありませんが
(それって自分も楽しくないですしね)
悪い面が目についている時は
ちょっと冷静になるようにしています。
 
その悪い面が、確かにその通りだったとしても
何事にも悪い面があるのは当たり前で
それを知っておくことも大切です。
 
ですが、むしろ
ではなぜその悪い面が今私の目についたのか
ということを自問するようにしています。
 
 
 
そうすると不思議なのですが
私の場合
何かの悪い面が見えている時って
その対象物うんぬん以前に
自分自身の状態が整っていない時で
あることも多いのです。
 
自分が何かしらの
不安なり不満なりを抱えていて
その一部分が自分の外側にある
誰かや何かに反応して
自分の中で鐘を鳴らす。
 
それを誰かや何かの悪い面のように
感じてしまう。
 
逆に言うと
自分の心身の状態が整っている時
分かりやすく言うと
「私、絶好調!」みたいな時(笑)って
そんなに他のことが
気にならなかったりするのです。
 
悪いところが見えても
まぁいいか、
とか
まぁそんなところもあるよね、
みたいな感じで終わってしまう。
 
 
 
なので、逆にそうではない時は
ちょっと冷静になって
その対象物の良い面を捉えなおしたり
自分自身の心身の状態は整っているか
について考えてみるようにしています。
 
 
 
これは相手のためというよりは
何かにネガティブなイメージを持っている
自分が嫌、というか
そんなことにパワーを使いたくない 笑
という面もあり、
別に私が優しいから、
とかでは全くないのですが。
 
せっかくなら
誰かや何かにいつもあたたかい眼差しを
向けられる自分でありたいし
そのような気持ちで過ごせるほうが
自分が楽だなと思うのです。
 
なので、自分の状態を見つめなおしつつ
そのものの良い面に
再度目を向けるようにしています。
 
 
 
 
ちなみに
それでもどうしてもダメ!と
思う事象もあります 笑。
 
その時は私の価値観には合わないのだな
と判断して
笑顔でそっと遠ざかるようにしています 笑。
 
それはそれで
自分に合わないもの、
の基準が分かることで
自分が大切にしているもの、
が見えてくる契機にもなるので
貴重な経験だったと
捉えるようにしています。
(腹立たしいこともありますが
 それに時間と取られる方が
 もったいないので
 できるだけ忘れます 笑)
 
 
ふと思いついたことを
書き連ねてみましたので
手形アートとは全く関係のない話ですが
何かの参考になれば幸いです。
 
読んでいただいてありがとうございました。
 
 
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