インストラクター講座について
赤ちゃんの「今」を残す手形アートpetapeta-art やまざきさちえです。
petapeta-artでは年に1度、アドバイザー養成ができるインストラクター講座を開催しています。
今年度は東京・大阪・広島で開催予定でして、今週末は東京で開催予定です。
(昨年度・東京開催講座)
(昨年度・大阪開催講座)
(昨年度・広島開催講座)
そのインストラクター講座に関してですが、上記にあるように
「アドバイザー育成ができるようになること」
は大きなメリットの一つであり、将来のpetapeta-art を一緒につくっていってくださる方を募集する講座でもあります。
ただ、実はそれだけではありません。
今日はその話をしようと思います。
インストラクター講座が気になっている方に読んでいただけたらと思いますし、すでにインストラクターになられている方にもこれを読みながら昨年の講座内容を振り返っていただけたら嬉しいです。
インストラクター講座は、
① 対面での講義
② 課題作品制作→審査
③ 個人面談
という大きく3つの構成からなっています。
最初に受講していただく対面での講義では
手形アートに関する話もたくさんするのですが、実は本講座での一番の狙いは、受講者のみなさんに
「より自分らしい生き方を見つけ、そこに向かってはばたいていく」
お手伝いをすることでして、カリキュラムもそのように組まれています。
講座では、受講者全員でたくさんのワークを行います。
その中で、個々が開催している教室(イベント)だけの特徴などについて考えてもらい、
・自分自身の強みは何なのか
・自分にしか提供できないもの(そして提供したいもの)は何なのか
・自分が大切にしているものは何なのか
といった「本来の自分が持つ美点や価値観」ついて深掘りをしていきます。
また、より「自分らしい生き方」を見つけ、それを実現してもらうために
・現在のライフワークバランス
・本来の理想であるライフワークバランス
について考えてもらいます。
そして、現在と理想の間にズレはあるのか、を考察します。
私は仕事柄もあり、いろんな方の話を聞くことが多いのですが(僭越ながら起業コンサルもちょこちょこ行っています)、女性の場合、起業の悩みとは別に原因は分からないものの「現状に何となくモヤモヤしている」という方が一定以上の割合で存在しています。
その際に必要なのは、まずは「現状」をしっかりと把握し、一方で「自分の理想は何なのか」を定義してみることです。
そして、もし現状と理想の間にズレがあるのであれば、その解決方法を考える事が必要ですし、実は現状と理想にズレがないのに周囲のいろいろな情報に惑わされ、モヤモヤしているのであれば、理想=現状だと認識するだけで、満たされた気持ちになる、というケースも多いです。
講座ではそのような内容にも踏み込んでいきます。
加えて、数字が得意でない方にはちょっと敬遠されそうですが、現在の自分の本当の時給を割り出してもらったり、そこから自分の理想収入を考えてもらったり、具体的な数字の検討もしていきます。
もちろん、手形アートについてや、集客論といった実際の教室運営に関わる話もします。
ですが最初にもお話したように講座の主眼は、受講者のみなさんが
「より自分らしい生き方を見つけ、そこに向かってはばたいていく」
お手伝いをすることです。
本講座で、改めて自分の美点や大切にしている価値観を見つめ直し、より自分らしい毎日を過ごせるようになるための素地をつくっていただければ幸いです。
そして課題作品の制作と審査です。
こちらは課題作品を5点制作→提出してもらいます。petapeta-artらしさもありつつ、より自分らしい作品とは何か、を考え追求していく作業、なかなか大変だとは思いますが、その分やりがいのある作業ですし、手形アート制作が好きな講師のみなさんには、ワクワク楽しみながら取り臨んでいただける作業だと思っています。
作品は様々なジャンルのプロに審査をしてもらいます。
(昨年度の審査時の会場。この写真初公開かな?)
講師のみなさんはその作品を周りの方に見てもらった際に「かわいい!」「素敵!」といったことを言ってもらったことがあるのではないでしょうか。
それはとても喜ばしいことだと思うのですが、その「何がかわいくて」「どこが素敵」なのかを教えてもらったことはありますか。
・色彩表現
・単体モチーフの完成度
・モチーフ全体の配置
・作品全体の装飾バランス
の何が優れていて、自分の作品の特徴や美点がどこにあるのか、知っていますか。
作品審査ではそれらについての審査をしてもらいます。
昨年度はプロのデザイナー(petapeta-artのほとんどを担っていただいている方です)や、イベント開催などを携わる広告代理店の方、有名校で教鞭を取られる美術教諭の方、などに審査をしていただきました。
(講座受講者には審査員全員のお名前や、その方に審査依頼をした目的等の詳細をお伝えしています)
自分の作品をプロに見てもらう機会、そして客観的に評価をしてもらう機会って、なかなかないと思います。
インストラクター講座を通じて、より自分らしい作品とは何かに向き合い、自分らしい作品を極めていただければと願っての課題です。
この説明でピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、課題作品提出に関しても主眼としているのは「自分らしい」作品の追求です。
これらのカリキュラムを通じて、未来のpetapeta-art を一緒につくってくださるインストラクターになっていただければ、とても嬉しく思います。
そして何より受講された方が
「より自分らしい生き方を見つけ、そこに向かってはばたいていく」
お手伝いができれば、と願っています。
インストラクターとになった後は、年に1度の定期面談を行うことになっていますので、長いおつきあいをしながら、そのサポートをさせていただく予定です。
昨年のインストラクター認定が完了したのは秋でした。
その時に認定されたインストラクターたちが、現在、全国各地で活躍しています。
居住地メインでの活動から一気に全国区へと活動区域が広がった講師もいれば、毎月多くのアドバイザーを育成し、数十名の仲間を増やされている講師もたくさんいます。
もちろん活動のペースは自由ですので、自分にあったペースで活動を続けている講師もいます。
それぞれがそれぞれに、自分にあった、自分らしい活動をしています。
今年の秋、petapeta-art インストラクターとして、今とはまた異なるステージでスタートを切る自分の姿を思い描いてみてください。
その時に、
・何だかわくわくする
・新たな挑戦、楽しそう
そんな風に感じていただけた方と講座でご一緒できたら嬉しいですし、そんな方と一緒に未来のpetapeta-art を形作っていけたらと考えています。
「楽しいことばかりではない育児にちいさな彩りを」
その想いを共有し、一緒に未来をつくってくださる方をお待ちしています。
(なお、現在東京講座は満席でして、大阪講座が7日金曜日に募集開始となります。広島講座はまだお席があります)
長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました。